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2024/12/09 14:49
■TVアニメ「有頂天家族」放送10周年記念プロジェクト 概要
森見登美彦氏の小説を原作として、株式会社ピーエーワークス(以下、ピーエーワークス)によって制作されたTVアニメ「有頂天家族」は、1期のテレビ放送から10年の節目を迎えました。
この節目にあたり、「有頂天家族の日」という記念日を制定し、「有頂天家族」が、この先も末永く愛される作品となるよう、舞台である京都を通して10周年をお祝いするプロジェクトです。
■本プロジェクトの背景
2023年3月、原作者の森見登美彦氏、ピーエーワークス 代表取締役 堀川憲司氏、同社取締役 相馬紹二氏をお招きし、京都国際マンガミュージアムのアニメ研究者 應矢泰紀氏の司会のもと「有頂天家族」アニメ放送10周年イベントを考えるアイデアソン(※)を京都市主催で実施しました。
ここで飛び出したのが ”「有頂天家族」の記念日をつくろう” というアイデア。
さらに堀川憲司氏からも「せっかくなら(作品中に登場するイベントである)偽右衛門(にせえもん)選挙の日(=12月26日)にしたい」という提案があり、【毎年12月26日を記念日として、「有頂天家族」のことを思い出す日にしよう】という案が生まれました。
そこで、TVアニメ放送10周年の節目に、このアイデアを実現させるとともに、京都の地から「有頂天家族」を盛り上げるべく、記念プロジェクトが立ち上がりました。
(※)アイデアソン……“アイデア”と“マラソン”をかけ合わせた造語で、様々な分野の人々が集まって、グループ単位でディスカッションを通じて新たなアイデアの創出を目的としたイベント。
■クラウドファンディング

TVアニメ「有頂天家族」放送10周年記念プロジェクトを進めるべく、Makuakeにて2023年11月11日よりクラウドファンディングを開始。
プロジェクトで実現したいこととしては、下記6つを掲げました。
①12月26日を「有頂天家族の日」として制定すること
②下鴨神社にて「有頂天家族の日」制定式&トークショーイベントの開催
③下鴨神社内に「有頂天家族」を感じられる場をつくる
④「有頂天家族10周年×京都」スタンプラリーの開催
⑤出町桝形商店街にてアーケード展示の実施
⑥出町座にてアニメ本編特別上映の実施
すると、開始10日で目標金額の500万円を突破し、
最終日の12月25日には、893万2000円ものご支援をいただきました。
お力添えくださった皆様には心より感謝申し上げます。
■「有頂天家族の日」制定式&トークショーイベント

(左から)原作者 森見登美彦先生、弁天役 能登麻美子様、fhána towana様、佐藤純一様、kevin mitsunaga様、milktub bamboo様、ピーエーワークス 吉原正行監督、堀川憲司代表、相馬紹二プロデューサー
2024年3月17日、下鴨神社にて「有頂天家族の日」制定式&トークショーを実施しました。
制定式では、「有頂天家族」がこの先も末永く愛される作品となるよう、参加者が一丸となって願いを込めました。
また、制定式とあわせて10周年を記念して下鴨家の住む糺の森に植樹された記念樹のお披露目も行いました。
(※)偽右衛門選挙……狸界の頭領を決める選挙
